乳頭マッサージ

赤ちゃんの免疫力を高めたり、母子のスキンシップになったり、産後のママの子宮の戻りをよくしたりと、赤ちゃんにもママにもメリットいっぱいの母乳育児。産後、おいしい母乳をあげるためには、食生活の見直しや冷え対策のほか、ストレッチや下着選び、乳頭マッサージも効果的です。

赤ちゃんにとっての母乳

赤ちゃんは乳頭だけではなく乳輪まで深くくわえます。舌の上に乳頭をのせ、舌と上あごでしごくようにして母乳を絞り出します。乳頭や乳輪がかたいと、上手にしごくことができません。吸いつきやすく、伸びがあってやわらかい乳頭や乳輪にするためマッサージを行いましょう。

マッサージの基本

1.マッサージする胸を反対側の手で支える
2.親指・人さし指・中指を使う

乳頭マッサージ

1.乳頭をつまみ1、2、3と数えながらゆっくり圧迫を強くし、4で圧迫をやめます。乳輪部まで、位置を少しずつ変えながらまんべんなく圧迫を行う
2.乳頭をつまんで圧迫を加えながら、親指と人さし指・中指を左右対称にずらしてもみます。1、2、1、2と数えながら、乳輪部まで、位置を少しずつ変えてまんべんなく行います。
3.横方向に伸ばすマッサージと同様に、乳頭の先に圧迫を加え親指と人さし指・中指を縦方向にずらしてもみます。乳輪部まで、位置を少しずつ変えてまんべんなく行います。

体調のいい日は、ストレッチやウォーキングなど簡単な運動をして、体をほぐすといいでしょう
※マッサージは必ず医師の指示に従って行い、おなかが張ってきたら中止しましょう